カカオ豆の種類とは?
カカオの学名:Theobroma cacao(テオブロマ・カカオ)と言いまします。
Theobromaはギリシャ語で「神 (theos)の食べ物 (broma)」を意味すると言います。
カカオにも品種があります。
大きく分けて3系統が知らております!
フォラステロ種(FORASTERO)
西アフリカと東南アジアで多く生産され、主流となっている。 南米のアマゾン川、オリノコ川源流地域原産で、成長が早く耐病性に優れるなど栽培しやすい。果実は黄色で苦味が強い。ガーナ、コートジボワール、ナイジェリア、ブラジルなどの品種がある。
クリオロ種(CRIOLLO)
ベネズエラ、メキシコなどで、僅かに生産されている。独特の香りから、フレーバービーンズとされる。 メキシコからベネズエラにかけて分布し、古代から利用されてきた。病害虫に弱く大規模栽培に不向きなことから、19世紀半ばにほとんど壊滅した。果実は赤や黄色で、苦味が少ない。
トリニタリオ種(TRINITARIO)
ベネズエラ、トリニダード・トバゴなど中南米で栽培されている。 フォラステロ種とクリオロ種を交配したハイブリッド種で、トリニダード島で育種に成功したことから命名された。栽培が容易で品質も優れる。
PCARI社で栽培しているカカオは「ナショナル種」といいます。
ナショナル種はフォラステロ種の交配品種で甘美とされています。
カカオに種類がありそれぞれに風味、味わいが違うなんて何だか不思議な感じがしますね。
普段私たちがコンビニ等で購入し手に入れるチョコレートはどれも同じような…きもします。
カカオによって味が違うならそれぞれを味わってみたいですよね。
まるでコーヒーや紅茶のようです。
実は育つ環境によっても味に違いがあります。
エクアドルといってもその地方でも味や風味に違いがでてきるんですよ!
それは次回以降お伝えしたいと思います。
知れば知る程、魅力的なカカオ。